【本当に効果があるの?】電子タバコ用CBDリキッドの効果を徹底検証

 禁煙ブームの機運が高まっている昨今、禁煙のための一つの手段として電子タバコが注目されています。電子タバコはVape(ベイプ)とも呼ばれ、コンビニなどで販売されている一般的な加熱式たばこ(気化式たばこ)とは似て非なるものです。
 喫煙具の多様化に伴い、健康的な喫煙をコンセプトにした商品も開発されるようになりました。今回はその中でも、近年世界的に注目されている「CBD」に着目し、その効能や作用を検証します。

VapeとCBD

 電子タバコはフレーバーつきの液体(リキッド)をコットンなどにしみ込ませ、加熱によりリキッドを気化させて吸引する仕組みです。一般的に加熱はコイルへの通電で行われます。これらの機能を持つ機構はアトマイザーと呼ばれ、設置できるコイルの数やリキッドの容量、構造タイプ、通気孔の数などさまざまな種類があります。
 多くのリキッドは、ベジタブルグリセリンとプロピレングリコール、香料を主原料とし、香りを楽しむものとして開発されています。しかし近年の健康志向を背景に、ビタミンやコラーゲンなどの栄養成分を含有するタイプのリキッドが流通するようになりました。CBD含有のリキッドもそうした類の一つに数えられます。

CBDとは

  CBD(カンナビジオール)とは大麻に含まれる成分の一つで、医薬品や健康食品としての価値に期待されている植物性カンナビノイドです。世界的に研究がさかんに行われており、近年、その作用がヒトにもたらす恩恵が少しずつ解明されてきました。
 CBDは一般的に、不安や不眠などを緩和するリラックス効果があるとされています。これはCBDがECS(エンド・カンナビノイド・システム)へ直接的に働きかけるためです。
 ECSとは人間に備わっている身体調節機能のこと。加齢などで体内のカンナビノイドが欠乏すると、食欲や免疫、代謝、感情抑制、運動機能、発達、神経運動や認知機能などさまざまな機能に悪影響を与えるといわれています。カンナビノイド欠乏によるこうしたESCの不調が、CBDの摂取で緩和・改善されるのではないかと世界中の研究者が注目しています。
(出典:http://cannabis.kenkyuukai.jp/special/index.asp?id=19132

電子タバコでCBDを摂取するのは合理的?

 CBDを摂取するには、いくつかの方法があります。もっともオーソドックスなのが、大麻草から抽出した天然オイルを遮光瓶に封入した「CBDオイル」をそのまま経口摂取する方法です。これは高濃度の有効成分を効果的に摂取するもっとも合理的な方法です。
それでは、近年流行しつつある「VapeでCBDリキッドを用いる方法」はどうでしょう?
 実はVape用のCBDリキッドも一般的なリキッド同様、成分はベジタブルグリセリンとプロピレングリコールが割合の多くを占めます。吸引による肺からの摂取は経口摂取よりも効率がいいとされていますが、Vape用リキッドの場合はCBDオイルよりも有効成分含有量が相対的に少ないため、成分の作用をはっきりと自覚できほどの効果にはあまり期待できません。つまり、いくら肺の摂取を試みても、そもそも有効成分が薄められた製品では期待が薄いのです。
 ただしプラシーボにより、リラックス作用や睡眠導入作用などを実感できる場合があります。
 またメーカーによっては、Vape用CBDリキッドに用いる材料を加熱し、有効成分を分解してから添加するケースもあります。これは法的な問題をクリアするための処置ですが、こうしたところまで末端ユーザーが把握するのは容易でありません。

電子タバコ用CBDリキッドの問題点

 電子タバコ用CBDリキッドのCBD含有量が相対的に少ないということは、前項でお話ししました。問題点はほかにもあります。それは保管状態です。
 大麻草の天然成分であるCBDオイルは、ワインやオリーブオイルと似てとてもデリケートです。光や温度で成分が変容したり、もちろん酸素に触れると酸化し劣化したりする場合があります。これらが原因で、CBDは経年により変性するのです。有効成分の効果に期待するなら、保管状態は無視できません。
 Vape用のCBDリキッドを使用する際は遮光瓶を採用している商品を選ぶか、ご自身で用意した遮光瓶に移し替えて冷暗所で保管するのがいいでしょう。できれば振動なども避け、できるだけ早く使い切るのが理想です。

まとめ

 電子タバコ用CBDリキッドで十分な効果を実感するのは、今のところ難しいと言わざるを得ません。しかし可能性がないわけではないのです。
 CBDの健康への寄与が世界的にもっと広く認知されれば、やがては有効成分を効果的に濃縮する技術も発達するでしょう。それらを電子タバコ用リキッドと組み合わせることで、CBDオイルを経口摂取するよりも高い効果を実感できるようになるかもしれません。
 CBDのマーケットは、とくに日本はまだまだ未成熟です。CBDや大麻草だけでなく、それらの運用方法や技術的・学術的な面も含め広く正しく認知されれば、より発展的で幸福度の高い社会が実現されるに違いありません。

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引用元

(出典:https://pixabay.com/
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